甲子柿
かっしがき
甲子柿(かっしがき)とは
産地:甲子柿は岩手県の産品です。
分類:果実
特徴:甲子柿は、岩手県釜石市甲子町を中心に、伝統製法で渋抜きされた、完熟トマトのような鮮紅色をし、ゼリーのような食感が特長の柿である。渋柿を室(むろ)の中に入れ、煙で燻す燻煙脱渋法で甘く…くわしく
登録:GI(地理的表示)
- 産地
- 岩手県
- カテゴリ
- 果実
- GI区分
- 第1類 農産物類 果実類(かき)
甲子柿の読み方・産地(どこの県?)
甲子柿の特徴
甲子柿は、岩手県釜石市甲子町を中心に、伝統製法で渋抜きされた、完熟トマトのような鮮紅色をし、ゼリーのような食感が特長の柿である。渋柿を室(むろ)の中に入れ、煙で燻す燻煙脱渋法で甘くした柿は甲子柿のみで、その珍しさが評価されている。古くから釜石地方独特の秋の味として親しまれてきた伝統産品である。
地域との結び付き
釜石市は、東北地方でも比較的温暖で、積雪による枝折れ等の被害が少なく、台風や強風、霜による被害も殆ど無いことから、果樹の栽培に適した環境であり、柿栽培の北限といわれている。 全国的に珍しい室(むろ)で燻す燻煙脱渋法による商品は他になく、他品種柿を燻煙脱渋しても甲子柿のような色、やわらかさにはならない。渋柿の商業的な脱渋方法は炭酸ガスかアルコールを用い、果実硬度を保ったままで販売されているが、甲子柿の渋抜後の硬度は、刃物を使用せずとも皮が手で剥けるほどやわらかい。小枝柿(種無し)は、明治初期に気仙地方からもたらされて以来、生産地で栽培され続けている唯一の品種である。当時、囲炉裏の煙が上がっていく屋根裏に渋柿を並べたところ、渋が抜けて甘くなったことから、甲子柿の生産が始まった。昭和20年から、室(むろ)での燻煙を開始したことにより渋抜き期間を短縮でき、現在の鮮紅色で、やわらかい甲子柿が確立した。
出典: 農林水産省「地理的表示(GI)保護制度 登録産品情報」(登録ページ)
甲子柿の歴史
甲子柿のはじまりは、囲炉裏の煙が上がっていく屋根裏に渋柿を並べたところ、渋が抜けて甘くなったことにさかのぼります。原料となる小枝柿(種無し)は、明治初期に気仙地方からもたらされて以来、生産地で栽培され続けている唯一の品種です。昭和20年からは室(むろ)での燻煙を開始したことで渋抜き期間を短縮でき、完熟トマトのような鮮紅色でやわらかい現在の甲子柿が確立しました。煙で燻す燻煙脱渋法で甘くした柿は甲子柿のみで、古くから釜石地方独特の秋の味として親しまれてきた伝統産品です。
出典: 農林水産省「地理的表示(GI)保護制度 登録産品情報」をもとに要約
公的な登録情報
- GI(地理的表示)産地と結びついた品質を国が保護する制度。農林水産省に登録された産品です。登録第106号登録日: 令和3年3月12日農林水産省の登録ページ →
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